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2019年7月1日

創造工学教育課程の近藤冴香さんが東海若手セラミスト懇話会で最優秀発表賞を受賞しました。

受賞者

創造工学教育課程(中山研究室)
近藤 冴香

受賞名

東海若手セラミスト懇話会 最優秀発表賞
東海若手セラミスト懇話会

受賞の内容

近年、リチウムイオン電池は大型である車載用や家庭用バッテリーの応用に向け、高容量化が課題となっています。そこで従来の正極材料の2倍の高容量となっているLi1.2Mn0.4Ti0.4O2正極材料に注目し、研究対象としました。従来の正極材料は、遷移金属が酸化還元することで電子のやり取りをしていましたが、本材料では酸化物イオンが酸化還元に関与すると考えられています。本研究では、第一原理計算を用いLi1.2Mn0.4Ti0.4O2の充電時の酸化還元反応について原子/電子レベルから詳細に解析しました。

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今後の抱負

研究をスタートさせたばかりの私ですが、このような賞をいただくことができ、とてもうれしく思っています。指導教員の中山先生や谷端先生、共同研究先である横浜国立大学の藪内先生、また研究室の先輩とよき同期に感謝しています。創造工学教育課程で学習と進路の目標設定や実践的アドバイスをいただいてきたことは、自分自身の研究活動への大きな力になっています。今後も高容量正極材料の実現を目指し、さらに研究に取り組んでいきたいと思っております。

 

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