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カリキュラム

創造工学教育課程に入学した学生は専門を1つ選択して学びながら、幅広い工学の分野に触れ、工学の実践的能力を学部から大学院にかけてじっくり磨きます。創造工学教育課程は様々な角度から工学の課題に挑戦し、新たな商品やサービスの開発によってイノベーションに貢献する技術者を育てます。

3つのポイント

入学から修了まで

創造工学教育課程では専門力と総合力をバランス良く学びます。

主軸専門科目

創造工学教育課程に入学した学生は専門を1つ選択して学びながら、入学後、工学の13分野(生命・応用化学、ソフトマテリアル、環境セラミックス、材料機能、応用物理、電気電子、機械工学、ネットワーク、知能情報、メディア情報、建築・デザイン、環境都市、経営システム)の中から1つの分野を選択してもらいます。選択した1つの分野を体系的に学ぶのが主軸専門科目です。皆さんがその後、幅広くそして深く学習を進めるための基礎がこの主軸専門科目によって作られます。主軸専門科目はそれぞれの分野の専門教員が担当します。

創造工学設計科目

学習目標を実現するために専門の幅を広げる科目です。メンター教員と相談しながら選択します。たとえば、環境問題を解決する新材料の開発を目標とするため物理工学を主軸専門に選んだ学生は、生体工学やライフサイエンスに関する科目を創造工学設計科目で学ぶことが考えられます。また、未来のスマートシティーに必要な技術を考えるためには、情報工学を主軸専門としつつ、都市設計や建築・デザインの知識が必要でしょう。メンター教員とともに学習計画や将来のキャリアプランを考え、科目を選択します。

工学デザイン科目

様々な工学問題について多様な視点から観察・分析し、解決に取り組む方法論を身につけ、工学を実践に結び付けるための科目が工学デザイン科目です。この科目には、創造工学概論、創造方法論、クリティカルシンキング、システム理論、実践問題解決、デザイン理論、イノベーション論、PBL演習等があります。 これらによって、技術を社会や生活の中で必要とされる価値に結び付けるデザイン力、要素技術をシステムにくみ上げるための能力、社会を変えるイノベーションを考える能力を身につけます。 他にも多数の研究室を体験する研究室ローテーション等もこの科目に含まれます。

研究インターンシップ

国内外の研究機関で原則3か月以上、研究や開発の活動に参加し、研究力を実践で試します。確かな実力を身につけることができます。派遣前には目標設定等を指導教員とともに考え、派遣中も定期的に連絡を取りながら進めるため、安心して活動に取り組むことができます。派遣先には海外の有名大学や国内の国立研究所、有力企業の研究所、地域の活動に取り組む自治体等、多様な選択肢があります。

工学デザインワークショップ

「技術を価値に結びつける」能力をさらに強化するための授業です。研究室の中だけでの議論では一面的な見方になりがちです。工学デザインワークショップは、創造工学教育課程で学ぶ異なる専門分野の学生が各自の研究を持ち寄り、様々な視点でディスカッションを展開します。技術を評価する確かな目とコミュニケーション力を身につけます。

グローバルプレゼンテーション

各自で組んだ研究の成果を国際的コミュニティーで発表します。研究成果は国際社会で認められなければ価値がありません。大学院レベルでは国際学術雑誌や国際会議で成果を発表することが工学においては常識となってきました。こ の科目では、英語で発表するための論文執筆の方法、資料作りや発表の技術を学び、実際に国際会議に参加して発表して海外の研究者との議論を実践します。

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