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2024年12月13日

創造工学教育課程の鮫嶋 美空さん、物理工学科の今井 啓太さんが軽金属学会第147回秋期大会で受賞しました。

受賞者・受賞名

軽金属学会第147回秋期大会

・優秀ポスター発表賞 

 創造工学教育課程 鮫嶋 美空

・軽金属溶接協会ポスター発表賞

 物理工学科 今井 啓太 

 

渡邉 義見研究室、成田 麻未研究室) (軽金属学会)(軽金属溶接協会

受賞の内容

鮫嶋 美空「TiCヘテロ凝固各粒子添加によるAl-10mass%Si-0.4mass%Mg合金の鋳造及び積層造形組織への影響」

本表彰は、軽金属学会第147回秋期大会でのポスター発表において、優れたポスター発表に対して軽金属学会よりポスター賞を授与するものです。
積層造形法は複雑形状の成形が可能であるが、積層方向への大きな熱勾配により力学的特性に異方性が発生する。母相に対し格子マッチングの良いヘテロ凝固核粒子を添加することで、組織が微細化し異方性改善が期待される。本研究ではAl-10mass%Si-0.4mass%Mg合金にヘテロ凝固核粒子としてTiC粒子を添加した際の鋳造組織と積層造形組織を調べた。積層造形体のX線CT撮影の結果、TiCヘテロ凝固核粒子添加による欠陥サイズの減少が確認された。

今井 啓太「爆着法により作製したマグネシウム合金/アルミニウム合金三層クラッド材の組織と機械的性質」

本表彰は、軽金属学会第147回秋期大会でのポスター発表において、優れたポスター発表に対して軽金属溶接協会よりポスター賞を授与するものです。
近年、輸送機器の軽量化において、軽量材料であるマグネシウム合金とアルミニウム合金の異種接合技術が求められています。しかし、従来の接合方法では接合界面に脆性的な中間層が形成し、接合強度を低下させます。そこで本研究では接合時に金属間化合物の生成を抑制できることが大きな特徴である爆発圧着(爆着)法に着目し、マグネシウム合金とアルミニウム合金によるAl/Mg/Al三層クラッド材において、接合界面の金属組織の特徴および機械的性質を評価しました。さらに、爆着後に熱間圧延を施した際の機械的特性についても報告しました。

 

今後の抱負

鮫嶋 美空さん

栄えある賞を頂き光栄に存じます。ポスターの作成にあたり、指導教員である渡辺義見教授、佐藤尚教授、成田麻未助教を含む研究室の皆様より、多大なるご助力を賜りました。この場をお借りして心より感謝を申し上げます。今回の受賞経験を糧として、今後はより一層研究活動に励んでいきます。

今井 啓太さん

軽金属学会にて軽金属溶接協会ポスター発表賞を受賞することができ、誠に光栄です。指導教員である成田麻未助教と渡辺義見教授、佐藤尚教授には貴重なご意見とご協力を頂き、改めて心より感謝申し上げます。この度の受賞を励みにして、怠けることなくより一層研究活動に精進して参りたいと考えております。

 

 

学生受賞の投稿_20241119成田.JPG

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